タダ働きコンサルタントの特徴
とある異業種交流会で名刺交換をする。
一人の社長が「お話しを聞きたい」と言ってきた。
ようやく見込客が現れた!
誠実に尽くせば成約できると思うので、
無料で経営相談を受け提案書をつくる。
お人好しなら経営診断までしてしまうかもしれない。
でも最終的に、
「今は時期ではないのでまた教えてください」
と言われ契約に至ることはない・・・
こんな状況、
コンサルタントに限らず税理士さん、社労士さんも
心当たりがあるのではないでしょうか。^^;
「ちょっと会いたい」と言ってくる人の成約率は、
極めて低いです。
それではタダ働きを避けるためには
どうすればいいでしょうか?
初回相談のときから、
相談料が発生するようにしておきます。
例えば初回相談の費用が10万円としたら、
相談の結果、契約ということになれば、
初月の顧問料から差し引きます。
こうしておけば契約に前向きなお客さんにとっては
リスクはありませんし、
冷やかし客を事前にふるい落とすことができます。
ただし初回から費用請求ができる状況にするためには、
事前に自分のコンサルティングの内容や品質、考え方を、
セミナー、書籍、レポート、メルマガなどで、
勉強しておいてもらう必要があります。
私の場合、
顧問先は間違いなく私のメルマガを読んでいて、
何かのきっかけでご連絡をいただきます。
だからその時には提案書を書くことなく、
契約が決まっています。
私、会社の電話はほとんど出ないのですが、
以前、うっかり出てしまいまして、(笑
年商10億前後の会社の社長さんからの電話で、
コンサルティングの相談をしたいとのこと。
「相談料がかかります」というお話しをしたところ
明らかにテンションダウン。(笑
聞いてみるとこれまで私の商品を買ったこともなく、
メルマガを読んでいるわけでもないとのこと。^^;
「よかったらメルマガを読んでみて考えてください」
ということでひとまず終了。
その後、メルマガを登録した形跡もなかったので、
これでよかったのだと思います。^^;
コンサルというのは因果な商売で、
話すことがキャッシュポイントであり、
それを守るのは自分です。
タクシーの運転手さんに、
「ちょっとそこまでだからタダでお願い」とか言ったら、
ふつう怒られますよね。(笑
いい仕事をするのは当然として、
お客さんにそれをわかってもらうための
マーケティングも重要なのです。^^
【質問】タダ働き、していませんか?
涙をのんで、タダでは会わないのです。(笑