人材採用時の適性テスト
人材採用時に面接で「パソコンはできますか?」
と聞くことがあります。
聞かれた応募者はたいてい「はい、できます」
と答えるのですが、
その認識に開きがある場合が少なくありません。
応募者は「インターネットやメール、
ワードのタイピングができればパソコンができる」
と認識して(思い込んで)いるのに対し、
面接者は「ブラインドタッチ、エクセルのグラフ、関数くらいは当然」
と思っているかもしれません。
ですので私が人材採用のお手伝いをする時には、
できる限り実際にパソコンを使った適性検査ができる
準備をしてもらいます。
そしてプリントした売上推移表のようなものを渡して、
「これと同じものをエクセルで関数を使って作成してください」
とお願いをします。
1月 2月 3月 4月 合 計 平 均
部門A 10 5 15 20 50
部門B 30 10 20 10 70
部門C 40 35 20 15 110
合 計 80 50 55 35 230
平 均
平均まで手打ちするのに力尽きましたが、^^;
この程度のレベルのイメージです。
あとは適当なタイトルと文章を5行くらい付け足します。
私だったらたぶん3分くらいですが、
もしこれに10分以上かかるようだと
ちょっとヤバいかもしれません。
もしパソコンの用意が難しい時には、
「何分くらいで同じものを作れますか?」
と聞いてもいいかもしれませんが、
できるだけ実際にやってもらった方がいいですね。
また工場での適性検査の時は、
実際に電源ケーブルの接続作業をやってもらったり、
包装作業の手つきをチェックしたこともあります。
話すだけで相手のことがわかるはずがありません。
実施確認できることはできる限り実施してもらうようにしましょう。
採用選考に手を抜いてはいけないのです。
【質問】採用選考時に、実施確認するべきことは何ですか?
人材採用マニュアルでは、
さらに上のアルバイト体験制度を紹介しています。^^
■ワンランク上の人材を採用する「人材採用マニュアル」
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