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借上社宅制度のメリットとデメリット

借上社宅制度のメリットとデメリット

by 管理人
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借上社宅制度のメリットとデメリットについて、

会社と従業員それぞれの視点から

解説してゆきたいと思います。

【メリット】

 (会社)給料ではなく借上社宅費として支出することで、
     会社負担の社会保険料の節減

 (会社)社員の手取りまで配慮をする会社として、
     社員のモチベーション、人材確保の優位性が上がる

 (社員)手取りの増加

会社も社員も実際にどれだけの金額の税金、

社会保険料を削減することができるのかが

最も興味のあるところだと思います。

借上社宅を導入した場合にその削減効果がどうなるか、

具体的に見てみましょう。

月給30万円の従業員が家賃8万円の部屋に住んでいるとします。

社会保険料、税金を差し引かれた手取額23万円から8万円の家賃を支払うと

家賃支払後手取は15万円です。

こりゃ生活が苦しいですね。。

この従業員に対し借上社宅を導入するとどうなるでしょうか。

借上社宅として7万円を会社が負担し、

月給を23万円に引き下げます。

この23万円に対してかかる社会保険料と税金が

差し引かれ手取額は17.6万円です。

ここから借上社宅自己負担額として1万円を引いて

家賃支払後手取は16.6万円になります。

つまり従業員は月間1.6万円の手取りがアップすることになります。

年間にすると19.7万円の手取りアップです。

従業員に対しこれだけの額を昇給するとなると

いったい何年かかるでしょうか。

そして会社が負担する社会保険料についても月間1.1万円、

年間にすると12.6万円の削減効果です。

社員が10人いれば126万円、

30人いれば378万円の効果です。

さらに社会保険料のうち厚生年金保険料は、

平成29年まで毎年上がり続けてゆくことが決まっていますので、

その効果はますます大きくなってゆくでしょう。

【デメリット】

 (会社)賃貸物件の管理等が必要

 (社員)給与額面を下げた場合、社会補償給付が減少する

会社の賃貸物件の管理は、経済的損得のみで考えると、

正直めんどくさいかもしれません。

だからこそ、福利厚生の一つなのですが。

社員の社会補償給付の減少は、

私自身のこととして考えてもほとんど無視できるレベルで、

目先の手取りを取ります。

メリットとデメリットを良く勘案し、

会社も従業員もWin-Winの制度を作り上げましょう。^^

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【質問】メリットとデメリットを、並べて判断していますか?

社会保険料が、高いですねぇ。。

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