型なしと型破り
あなたの会社には、
社内のルールや業務マニュアルが、
文章化され社員に行きわたっていますか?
もしないとしたら、
それは「型なし」の会社です。
歌舞伎や落語の世界では、
型のある人が型を破ることを「型破り」といい、
型のない人が型を守らないことを「型なし」と言います。
「型」という言葉に拒絶反応を持つ人は少なくありませんが、
素早い変化が求められるこの時代に必要なのは、
「型なし」ではなく「型破り」な人です。
武道や茶道、華道には、
「守破離」という言葉があります。
守:決められ、教えられた通りのことを、忠実に守る
破:守で学んだことを身につけたうえで、自分なりの応用を加える
離:はじめの教えにとらわれない、独自の自由な境地に至る
では、何を守り、何を破り、何から離れるのかというと「型」、
つまり社内のルールや業務マニュアルです。
「型破り」な人とは、
社内のルールや業務マニュアルに従わず好き勝手に振舞う人ではなく、
まずはしっかりと「型」を身につけた上で、
さらに自分なりの工夫をして結果を出す人なのです。
当然ですが、
そもそも「型」のない会社からは
「型破り」な人は出てきません。
まずは会社が良くなる仕組みをルール化、文章化、浸透化させます。
その上でルールに縛られず、
よりお客さんが喜ぶこと、より会社が良くなることに、
「型破り」にチャレンジするのです。^^
【質問】型に、はまっていませんか?
型を作って、守って、破って、離れるのです。^^