感情とカネとミッション
私が好きな、というか勉強になっている
「ギャングース」というマンガがあります。
■ギャングース[まとめ買い]
「職なし、学なし、犯罪歴あり。
社会に見離された最底辺少年トリオが、
生きるために裏稼業・悪徳業種の収益金を狙う
闇の窃盗団を結成した」
というストーリーなのですが、
著者の鈴木大介さんが不良少年に綿密に取材をして
描かれています。
※この漫画は実話を基にしたフィクションです。
ただし犯罪の手口はすべて実在しますので、
ぜひ防犯に役立てて下さい。
こんな注意書きが書いてあるくらい。^^;
その中で主人公の窃盗団が裏稼業のカネを強奪し逃げました。
その時に逃げる少年が言った言葉です。
「裏稼業のあいつらは完全に損得でしか考えない。
稼ぎになると思えばどこまでも追ってくる。
稼ぎにならないと思えばただの一歩も動かない。
メンツとか言っているのは平和な奴ら」
(うろ覚え+脚色)
まあ確かに、綺麗な表の世界の人ほど、
メンツや感情が邪魔をして冷静な判断を欠いてしまう
という傾向はあるかもしれません。
私が考える正しい判断基準は次の通りです。
1.ミッション
効率的にミッションの実現に近づいているか。
2.カネ
合理的にカネを稼げるか。
3.感情
上記2つを満たしていればいい気分と割り切る。
ミッションとカネをないがしろにして感情を優先するのなら、
裏稼業の判断基準にも劣ります。
ミッションとカネをなによりも優先して、
自分の感情は後回し。
でも感情的な折り合いをつける方法も知っている。
それが経営者なのです。^^
【質問】ミッション、カネ、感情、どの順番で判断していますか?
カネだけが判断基準というのは、すぐに淋しくなりますね。^^;