感謝と罪悪感
人から何かをしてもらった時、
『感謝』を感じる人と『罪悪感』を感じる人がいます。
最近、学生や若手のビジネスマンに
いろいろ教えてあげることが多いのですが、
「すみません、いつか必ずお返しします」
と言われることがあります。
これは『感謝』ではなく『罪悪感』なのではないかと思っています。
『罪悪感』は、何かしてももらった人への借りなので、
その人に同等のものを返さなければいけない、
という感じです。
心がそこに囚われてしまいます。
これに対して『感謝』は、もっと純粋に、ありがとう、
自分らしく生きて誰かの役に立つことで恩返しをしますよ、
という感じでしょうか。
私としては若い人に何かを伝えられるだけで
すでに十分に見返りを貰っているつもりです。
ですから『感謝!』とだけ思って頑張って貰えればそれでいいのです。
『感謝』とは受けた恩を相手にそのまま返すのではなく、
自分が貢献できる人に何かをしてあげることなのです。
【質問】『感謝』と『罪悪感』を混同していませんか?
『罪悪感』は心の囚われ、『感謝』はパワーになります。^^