早く買ったら損する会社、早く買わなきゃ損する会社
今月発売した新型iPhoneが、
発売三週間で値下げをしたそうです。
しかも最悪なことに、
二週間以内の購入者はキャッシュバック
をするとのこと。^^;
ええー!?
新発売一週間以内に購入した超ロイヤルカスタマーが
一番損をした格好です。
もともとAppleのルールでは、
購入後14日以内に値下げがあった場合、
差額の返金を求めることができるそうです。
でもこれはやってはいけません。
優秀な人材が集まったAppleほどの会社が
かなりのお役所仕事感です。
この一回の事例をもとに、
次回以降の新発売の初速は鈍くなるかもしれません。
ちなみに私の販売しているマニュアル類は、
値下げをしたことがありません。
値下げをするということは、
初期に買っていただいた大切なお客さんに
損をさせることになるからです。
でも値上げは理由なくともどんどんします。^^
それは「早く買わないと損するよ」
というメッセージになるからです。
そして高い価格で売上が一巡した場合は、
同じ商品のまま値下げをせずに、
商品のグレードを落とした廉価版として販売します。
こうすることで、
高価格帯では手を出さなかったお客さんも
取り込むことができます。
洋服のブランドにも、
セカンドラインというのがありますよね。
もしくは最新作が出た時点で
旧型は値下げというのも納得ができます。
マーケティングの大原則は、
先に買ってくれたお客さんに得をさせること。
そうすることでお客さんは、
安心して買ってもらえるようになるのです。^^
【質問】早く買わなきゃ損する会社に、なっていますか?
大切なのは、納得感です。^^