時間圧縮の不経済
時間圧縮の不経済とは、何かを習熟しようとした際に、
それに取り組む総時間は同じであっても、
コツコツと分けて取り組むのと、まとめて取り組むのでは効果が違い、
まとめて取り組むのでは効果が薄い、ということです。
これは筋トレで考えてみるとわかりやすいですね。
毎日30分筋トレすれば、1か月後にはかなり引き締まった身体になるでしょう。
でも同じ時間、30分×30日=900分=15時間ぶっ続けで筋トレしたところで、
身体を壊すのがオチです。
楽器でも英語でも言えることですが、集中する時間と休む時間が重要です。
そして会社においても、ミッションやビジョンを考える時、
戦略を考える時には、一度に考えて答えが出るものではありません。
うんうんと思いっきり唸って考えて、ぷはーっと開放する。
これを何日も、何か月も、場合によっては何年も諦めずに繰り返すことで、
布団か、風呂か、トイレに入っている時にアイデアの神様が降りてきます。
難しいことは一度に考えず、繰り返し習慣的に考えましょう。
【質問】アイデアの神様が降りて来た時のために、メモ帳を携帯していますか?
私は自分の課題、クライアントの課題を書いたメモを持って、
大きな本屋をひたすらウロウロして何かが引っかかるのを待ったりします。