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決算書の読み方、使い方

決算書の読み方、使い方

by 管理人
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中小企業の社長と話をしていて、

「儲かっているのかどうかよくわからない」

と言われることがあります。^^;

会計事務所から渡される月次決算書には、

利益が出ていることを示す晴れマークがついているのに、

どうも通帳の残高が増えていかない、

資金繰りが楽にならない、

というわけです。

これはいったいどういうことでしょうか。

そこで、今さら・・・と言わずに決算書の読み方、

使い方について説明させていただきます。^^

そもそも、

決算書は会社の業績を表すためのものではありません!(笑

それではいったいなんなのでしょうか?

『決算書は納税するための金額を計算するためのもの』なのです。

このような理解をしないと間違いなくイタイ目にあいます。

私は、損益計算書は3つ作る必要があると考えています。

ひとつは、会計事務所が作る正式(?)なもの。

ひとつは、経営者が業績を理解するためのもの。

もうひとつは、社員に見せるためのもの。

会計事務所から渡される決算書は、

納税金額を計算するだけのものだからこそ、

いくら眺めてもなんだかよくわからない。

今回は、経営者が業績を正しく理解するための

決算書の作り方について解説いたします。

さっそく決算書を片手にエクセルに

打ち込んでいきましょう。

<月次損益計算書編>

1)借方と貸方を相殺する

会計事務所から出てくる損益計算書は、

売上、経費の各費目に対して、

前月残、借方と貸方、当月残と数字が並んでいます。

ここでは、前月残と当月残は無視をして、

借方と貸方を引き算で相殺します。

売上=借方-貸方

経費=貸方-借方

これで借方、貸方と2つ並んでいた数字が1つになりました。

ちょっとスッキリしましたね。

2)1枚で1年分を見られるように並べる

会計事務所から出てくる月次損益計算書は、

当然ひと月ごとになっています。

このままでは、数字の流れ(傾向)を見ることができません。

そこで、縦軸には売上、経費の各費目を並べ、

横軸は月を並べます。

3月末決算の会社だったら4月から翌年の3月までですね。

こうすることで売上の流れだけでなく、

原材料費が下がり傾向だぞ、とか、

人件費が増加傾向にあるぞ、というように、

流れをみることができるようになります。

この時に数字の単位は、

千円単位にしておくと見やすいでしょう。

3)指標管理をする

業界、企業によってその内容は異なりますが、

業績に大きな影響を与える指標があります。

たとえば飲食店では、

客単価×客数という指標が考えられるでしょう。

これをランチ、ディナーと分けることで、

たとえば売上が下がった、という状況に対して、

ランチの客単価が下がっているとか、

ディナーの客数が減っているなどの分析が可能になります。

原価、人件費等についても

対売上比率を記載するといいでしょう。

また、経費の各費目は、

わかりやすいように自由に分類、入れ替えをするべきです。

たとえば、自動車関係という分類を作って、

そこにガソリン代、自動車保険代、自動車修理代を入れていく、

というようにです。

4)予測損益

実績数値、実績指標を使って次月以降を予測します。

このとき季節変動、営業計画、採用計画、

投資計画についても考慮しましょう。

これだけでも今年度の着地金額については、

かなり正確に予測ができるハズです。

でもこれは予測損益というよりも、

現状ベースのただの計算です。

欲しい利益から必要な売上を組み立てていくのが

本当の経営です。

さらにいうなら、

経営者は月単位で数字を見ていてはいけません。

少なくとも3~5年単位でこの作業が必要です。

続きの<月次貸借対照表編><キャッシュフロー計算書編>は、

ゆるビジ☆ニュースレター合冊版 2008年6月号をお読みください。^^

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※ でも手抜きなので期待しちゃダメです。(笑

【質問】数字の流れを読み、予測ができていますか?

私はできていません。(笑

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