目指せ年収1億円?
いやぁ、よくないタイトルですね。
思いっきり迷惑メールフィルタに
ひっかかりそうです。^^;
ある独立起業家が、
得たい希望の年収が特にないことについて、
ある起業塾の先生に叱られたそうです。
こういった起業塾は入会前に、
どうして入会しようと思ったのかを
詳細にヒアリングします。
・高級車に乗りたい!!
・高層マンションに住みたい!
・自分を見下していた奴らを見返したい!!!
こういう素の欲望を引き出して、
やらねばならない、入会せねばならない理由を明確にさせます。
まあよくある手ですね。^^;
起業家としてスタートする際には、
飛行機が離陸する時のように大変なエネルギーが必要です。
その時は物欲でも名誉欲でも使えるエネルギーは
なんでも使えばいいと思います。
でも巡行飛行に入った際には、
自分向きのドロドロとした欲望は
だんだんと剥がれ落ちてゆきます。
そしてお客様のため、社員のため、世のため人のため、
という意識になってこそ、
世の中が自分の話しを聞いてくれるようになります。
司馬遼太郎の「竜馬がゆく」でも龍馬はこう言っています。
> 「おれは日本を生まれかわらせたかっただけで、
> 生まれかわった日本で栄達するつもりはない」
> 「こういう心境でなければ大事業というものはできない。
> おれが平素そういう心境でいたからこそ、
> 一介の処士にすぎぬおれの意見を世の人々も傾聴してきてくれた。
> 大事をなしとげえたのも、そのおかげである」
あぁ、話しが1億円に戻れないでいます。^^;
本当に目指すべきは金額ではありません。
金額を目指せば目の前にいるお客さんが、
すべてお札に見えてきます。
そうではなくて、
1億円のサービスは何人のお客さんに相応するのかを考えます。
例えば5万円のサービスならば2000人です。
その2000人と出会い、喜んでもらうために、
マーケティングとマネジメントを組み立て、
日々積み重ねをしてゆくのです。
【質問】お客さんの顔はお札ですか? それとも笑顔ですか?
笑顔の結果が、金額です。^^