目標を達成する目的
新年を迎えるにあたり、多くの方が目標を立てたことと思います。
達成可能な目標の立て方に『SMARTの法則』というものがあります。
【SMARTの法則】
S=Specific(具体的)
M=Measurable(計測可能)
A=Achievable(達成可能)
R=Relevant(適切)
T=Time-bound(期限)
例えば「営業利益1億円」という目標を立てたとします。
S:Specific(具体的)であるためには、どの事業、どの顧客から、
どれだけ利益率でどれだけの売上をどうやって得るか、
ということを明確にする必要があります。
M:M=Measurable(計測可能)というのは、失敗はできるだけ早く、
小さく、はっきりとわかるようにすること。
月次決算、週次決算、日次決算、早く正しくスピード経営を実践です。
A:A=Achievable(達成可能)な目標でなければ全力を尽くすことはできません。
目標達成に対する負け癖を付けないように、着実に達成してゆきましょう。
R:R=Relevant(適切)な目標であるかどうか。
本当はマネジメントを強化するべき時期なのに、
売上アップの目標は実は適切でないかもしれません。
T:T=Time-bound(期限)を決めること。
いつかは来ることはありません。
いつなのか、明確な日時を決めましょう。
しかし目標はあくまで目標です。
私の提唱するミッションピラミッドではこうなっています。
ミッション(目的)> ビジョン(目標)> 戦 略 > 組 織 > 戦 術
ビジョン(目標)の上にミッション(目的)があります。
目標を達成する目的はなにか?
頑張って頑張って、営業利益が1億円になったところで、
それだけではそこに何もありません。
次の目標が3億円、5億円、10億円になるだけの話です。
あなたはそもそも何のために頑張っているのか?
その答えがミッションです。
【質問】何のために目標を立て、挑戦しているのですか?
目標と目的の関係を、確認しましょう。