社長、問題です!
社員が顔色を変えて社長の元に駆け寄ってきました。
『社長、問題です!』
さて、この時の社長の反応は?
1.お、なんだ、なんだ、俺がバシッと解決してやる!
2.お、教育のチャーンス!
会社においては問題だらけです。
むしろ問題こそが仕事そのものと言えます。
つまり社員は『社長、仕事です!』と言ってきているに過ぎません。
さて、それは誰の仕事なのでしょうか。
1のタイプの社長にはいつまでも同じレベルの問題で
社員が駆け寄ってくることになります。
2のタイプの社長は判断基準を教えます。
Aという状況になったらBという手を打ちなさい、
その結果C以外の状況になったらただちに報告すること。
このように教えれば同じレベルの問題が起きても、
社員にとって問題ではなくそれは社員の仕事となります。
社員を教育することで、社長が判断する機会を減らしてゆくのです。
【質問】その相談、本当に社長が判断することですか?
リーダーとして西郷さんの姿がとても勉強になります。
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