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社長が決めること、決めてはいけないこと

社長が決めること、決めてはいけないこと

by 管理人
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2012年6月発行の

ゆるビジ☆ニュースレターVol.51より。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

【質 問】あなたは次のどちらの社長でしょうか?

A.社員から報告を受けて、

  『何をやってるんだ!?こうやればいいんだ!はい次っ!』

  とテキパキと指示を出すデキる社長。

B.社員から報告を受けて、

 『うーん、どうすればいいと思う?』と聞いてばかりで

  頼りなさげな社長。

この質問に対する私の考えはこうです。

・年商2億以下または弁護士や漫画家など、

 トップとアシスタントの関係ならばA

・年商2億以上または永続的に続くことが前提の企業ならばB

中小企業の社長は皆、判断力(ビジネス上の嗅覚、直感力)

が優れています。

そうでなければこれまでやってこられなかったでしょう。

特に年商2億以下の企業は

社長の直感力と行動力だけで成り立っているともいえます。

しかし、会社がもう少し大きくなり、

組織を作ろうとした場合には

社長の高い判断力を手放さなければ、

かえって仇となります。

司馬遼太郎の代表的長編小説『坂の上の雲』で、

西郷隆盛や大山巌について「ウドサァ」という愛称で説明しています。

大男もしくは巨人という意味だそうです。

語源はウドの大木のウドに、

敬称のサンをつけたものと言われています。

西郷や大山の故郷である薩摩にあっては、

統帥は「ウドサァ」でなければならなりません。

しかし中身までただのウドであってはウドサァとは言われません。

たとえば西郷は、

若いころ地方事務所の会計係をつとめていて、

武士にはめずらしくそろばん達者でした。

同時代の誰よりも計数に明るかったような形跡がありますが、

統帥になった後は一度もそういう自分を見せたことがないそうです。

ウドサァになるための最大の資格は、

有能な部下を抜擢して仕事を自由にやらせ、

責任だけは自分がとるということです。

そこにあるのは期待ではなく信頼です。

組織を作りながら自分の能力をどんどんどんどん捨てていく。

そして最後に残った姿勢だけがウドサァということなのでしょう。

かといっていきなりウドサァにはなれません。

ウドサァになるための第一歩は社長が判断を手放すことです。

中小企業の社長は総理大臣以上に想い通りに判断することができますが、

会社の理念、長期的な利益に関係のないことについては

担当者、責任者の好きにやらせる、ということです。

例えば、社内はスリッパがいいのかどうかから

付箋の貼り方まで口を出さないと気が済まない社長がいます。

それが会社の理念、長期的な利益に関係があるのなら

徹底させればいいですし、

関係がないのなら担当者、責任者に判断させ、

社長の個人的な好みを優先するべきではないということです。

こういったこだわりの抜けた社長は

ぐぐっと会社を伸ばすことができます。

私はクライアントの社長に対し、

『一週間、旅行に行って会社と連絡を取らないでください』

とお願いをすることがあります。

するとたいていの社長は不機嫌になって

『今の状況を見れば、そんなことできるわけないじゃないですか!

 3日だって無理ですよ!』と返ってきます。

そこに社員との信頼関係は一切ありません。

でも不思議なことに止むに止まれぬ理由で社長が3日会社を空けて帰ると、

活き活きと働く社員の姿がそこにあり、

信頼が生まれたりするのです。

ウドサァになるための第一歩は

社長が判断せずに部下に判断をさせること。

部下に判断をさせれば最初は時間がかかったり

間違えるかもしれません。

でもそれを否定せずに、問いかけることで

社長と近い判断をできるように育ててゆくのです。

部下にこんな質問をしてみませんか?

『〜さんはどう思いますか?』

『その理由を具体的に教えてみてくれるかな?』

『そうすると実際どうなるか想像してみようか?』

『こういう考え方もないかな?』

↑ ↑ ↑ ↑ ↑

ここまで。

『坂の上の雲』また読み直そうかな。^^

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【質問】あなたはAとB、どちらの社長でしょうか? ^^

まあ無理に頼りなさげにする必要は、ないですね。(笑

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