経営と商売と社員とお客さん
経営に関するセミナーや本では、
「社員に任せなさい」とよく言われます。
(私も言いますが・笑)
でも中小企業の社長が気になっているのは、
社員に任せたためにお客さんを怒らせ、
お客さんが離れていってしまうことではないでしょうか。
私の結論としては、
お客さんより社員の方が大事です。
(ん? 自分のお客さんに送る文章ではないですね。^^;)
総じて社長は、
お客さんの痛みに対する感度が高いです。
感度が高いから経営できているとも言えますが、
実はお客さんはそこまで求めていないという、
過剰品質の場合もよくあります。
目の前のお客さんを怒らせ悲しませ
失望させてしまったとしても、
その社員が育つことで、
将来もっと多くのお客さんを幸せにできるのなら、
それが経営です。
「いやいや、
目の前のお客さんを怒らせて売上を失ったら、
今月ヤバいんだよ!」
というのであればそれは経営ではなく商売です。
商売に社員を巻き込まないで、
自分一人でやった方がお客さんも社員も自分も
みんな幸せかもしれません。
あれ?
なんだか辛口。(笑
社員が勝手に育つのを期待するのではなく、
一人前に育つと信頼し育てること。
どうせ自分の力では大したことはできないのです。^^
【質問】社員とお客さん、どっちが大事ですか?
経営なのか商売なのか、によりますね。^^