資産家経営者になるための2つの方法
資産家というと金融資産か不動産資産を持っている人を想像します。
でも今日は『資産家』ではなく『資産化』のお話しです。
社長が自分の力を倍加し収益を生み出す資産化装置には2種類あります。
一つは従来型の経営である従業員資産です。
従業員を雇い育て任せることで、社長一人の力を超える仕事を
こなすことが出来るようになります。
従業員は資産、というと少しいやらしいので、
従業員が頑張るための仕組みも含めマネジメント資産、
とでも言い換えておきましょうか。
流れて消えてしまうその場限りの仕事を社長がしていては
経営者にはなれず、いつまでも商売人のままです。
「いやいや、もしお客さんが怒ってクレームをよこしたら、
自分が出ていって納めるしかないよ」
というのであれば、その作業を任せられる従業員を作るのがマネジメント資産です。
もっと言うとクレームを起こさない仕組みを作ることです。
そしてもう一つ、多くの社長が気づいていない資産がコンテンツ資産です。
社長が日々話していることや思っていることを文字、画像、動画に残してゆきます。
私がやっているメルマガやセミナーを想像してもらうといいかもしれません。
コンテンツ資産はマネジメント資産と同様に、収益を生み出す資産です。
従業員を雇う以外にも、コンテンツ資産とマーケティングで収益を生むことが出来る、
ということを知ってもらうことが今日のメルマガの目的です。
先週ご紹介しましたクリーニング店専門の印刷会社、石井文泉堂さんは、
マネジメント資産だけでなくコンテンツ資産がとても充実しています。
もちろん、コツコツときちんとした仕事をしていれば、
顧客資産は増えてゆくでしょう。
でも経営者社長は同じ仕事、作業を繰り返してはいけません。
毎年、毎月、毎日、仕事は楽になっていかなければ、
それは積み上がっていない、資産化していないと言うことです。
全ての仕事をマネジメント資産かコンテンツ資産にすることを考えましょう。
【質問】その仕事、社長が二度とやらないでいいように出来ませんか?
社長が本当にやりたい仕事をするために、仕事を資産化するのです。