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選ばれなかった理由

選ばれなかった理由

by 管理人
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ファミレスに行くと、テーブルの上にアンケートが置いてあることがあります。

そしてそのアンケートの中には“来店理由”というような項目があります。

しかし企業が本当に知りたいことはそんなことではないはずです。



企業が本当に知りたいことは、食事でも打ち合わせでも、

レストランに入ろうと思って店の前を通った人(見込み客)が、

自分の店に入らなかった理由です。



見込客は、店構えを見て怪しいと思ったのか、

値段がわからないと思ったのか、

その先にもっと魅力的に見える店があったのか、

何らかの理由で自分の店を選ばなかったその理由を知りたいのです。



以前引越しをした時に、2社から見積りを取ったのですが、

1社の営業マンは的を得た質問をいくつかしただけで、

テキパキと迅速な見積りを出してくれました。



もう1社の営業マンは5分遅刻をしてきました。

そして要領を得ない質問を繰り返し、

見積り提出までにかなりの時間を取られました。

そして見積書を出した後でようやく競合状況を聞いてきて、

そこより安い金額でもう一度見積りを出すから・・・、

と言ってきました。



忙しいオーラを出して早く帰ってくれ~と訴えていたのですが、

正直、かなり面倒くさかったです。



この営業マンは会社に帰ったらきっと、価格負けをしました、

と報告するのでしょう。

でも客の立場からすればそれ以前の問題です。

遅刻をしてきて、要領を得ない営業マンに

いくら価格が安かったとしても発注するでしょうか。



もし、このダメ営業マンの引越し会社から

次のような電話がかかってきたらどうでしょうか。


『このたびは他社をお選びいただきまして残念に思っております。

今後、またお客様がお引っ越しをされますときに、

もう一度ご縁をいただけますように、

当社の至らなかった点をどうかお知らせいただけませんでしょうか?』



こんな感じで言われたら、私だったら正直に話してしまいますね。

それは会社にとってかなり有益な情報なはずです。



また、契約が成立した時は請求書に次のようなアンケートを

同封することをお勧めします。


『今回は当社を選んでいただきありがとうございます。

今後のさらなるサービスの向上のため、

当社を選んでいただいた理由をお知らせください』




契約のタイミングこそ、

自社の強み、弱みを知る一番のチャンスなのです。

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