頑張れば頑張るほどつらくなる?
クライアントの営業さんと話しをしていて、
このように言われることがあります。
「もっと訪問件数を増やさなきゃいけないのはわかっているんだけど、
訪問件数を増やすと提案書や見積書なんかの宿題がどんどん増えて、
今ですら遅いのに、もっと帰りが遅くなってしまう。
これ以上売上を上げるのは無理です」
これは全てを今のままでやろうとしているからそうなるんですね。
私は意地悪ですから、このように言ったりします。
「これ以上売上を上げるのが無理ということは、
あなただけじゃなくて、この会社の全員、
給料はもう上がらないということになりませんか?」
するとそれはさすがに困るということで、
どこを変えればいいかという話しになります。
すると社内には意外と暇そうにしている事務の女性や
技術スタッフがいたりします。
提案書や見積書は彼らに任せることはできませんか、
それでも手が足りないようならば専門のスタッフを雇いましょうよ、
こういった事務作業ならば、おじさんがやるよりも若い女性がやった方が
よほど早くできますよ、という話しになってゆきます。
結局、稼げる人がなんの気がかりもなく稼げる体制を作ることが重要です。
稼げる営業さんが頑張れば頑張るほどつらくなるというのは、
組織に歪みがあるということなのです。
【質問】頑張った先に楽しいことが待っているようになっていますか?
こういうことをマネジメントと呼びます。